皆さんこんにちは!
小学校で英語が必修化する中、子どもの英語教育に力を入れている保護者が増えています。また、子どもに英会話力を身に付けてほしいと考える人も多いでしょう。小さい頃から英語を勉強していると、将来はグローバルに活躍してくれる可能性が広がり期待も高まります。
しかし、よりネイティブのように会話ができるか気になるところですよね。 そこで本記事では、自然に会話でも使える「イディオム 」をご紹介します!イディオムを覚えるコツや会話例も合わせてご紹介するため、子どもの英語学習にお役立てください😊
イディオムとは?
イディオムを日本語では「英熟語」という言い方で教えられているかもしれません。簡単に言うと、イディオム は2つ以上の語が結びついて特殊な意味を持つ言葉のことです。イディオムは普段の日常にも使えるため、いくつか覚えておくと将来役立ちます!
早速ですが、いくつかのイディオムをご紹介させていただきます!
Let’s take five.
まずは、“Let’s take five.” です。
このフレーズを解釈すると、”let’s” は「〜しましょう」、”take” は「(物を)取る」と言う意味なので、直訳では「(5) を取りましょう」になります。では、本当の意味は何でしょう?
Take five は “Let’s take a five-minute break” の略で、「5分休憩します」という意味になります。よくリハーサル中のミュージシャンや、舞台場で使われます。その他には職場の長い会議の合間などにも使われます。
会話例:
Aさん: I’m a little tired…
Bさん:Okay! Let’s take five.
Break a leg.
次にご紹介するイディオムは “Break a leg.” です。シンプルに直訳すると、「脚を折って」になりますが、なんとも恐ろしく聞こえますよね😅 しかし、これは呪いの言葉ではなく、「頑張って!」や、「グッドラック!」と言う意味を持ちますので、お気軽に使ってみてくださいね!”Let’s take five.” と同じく、ミュージシャンや舞台に立つパフォーマーに向かって多くの方が使います。
会話例:
Aさん:I have a performance on stage today!
Bさん:Oh really? Break a leg!
On the dot.
“On the dot.” もネイティブスピーカーが良く日常会話で使うイディオムです。直訳すると「(その)点の上に」になりますが、「~時ちょうどに」や、「時間通りに」と言う意味です。この場合の dot(点)は時計の盤上の点を表していて、その点に針がぴったり重なることが一般的に由来とされています。ビジネスや、学校で時間を示す時に自然に使えると思います!
会話例:
Aさん:What time did Bob arrive today?
Bさん:Bob arrived at four on the dot.
Under the weather.
続いては、”Under the weather.” をご紹介します。一目見ただけでは、「天気の下」と言う意味だと思いますよね。実は、このイディオムは「具合が悪い」という意味で、体調が優れない時に使います。元々は、天気が悪化し、海が荒くなっている時に、船員がよく言い回していたフレーズです。激しい波の影響で船酔いをした船客や船員は、甲板の下に移動されることが多いのです。「甲板の下」にいるということは、「荒れた天気の下にいる(屋根がない部分にいるため、荒れた天気にさらされている状況)= under the (harsh) weather 」ということです。これが「天候が悪く甲板部分で船酔いする=under the weather」になりました!
“I’m sick.” や、”I feel ill.” の代わりに使えるので、少しレベルを上げたい方はぜひ試してみてください!
会話例:
Aさん:Are you okay?
Bさん:I’m feeling under the weather.
Keep your chin up.
次は、“Keep your chin up.” をご紹介します。このフレーズを直訳すると、「顎をあげて」という意味になります。落ち込んでいると、人は下を向いてしまうことが多いという由来があるので、人を励ます時によく使われるイディオムです。特に、「落ち込まないで」や「元気を出して」という意味が含まれいています!
会話例:
Aさん:I’m feeling a bit lost.
Bさん:You are not lost yet. Keep your chin up!
Lose your touch.
最後に、“Lose your touch.”をご紹介します。直訳では「指や手で触れたり、感じたりすることができなくなる」という意味があります。しかし、実はさらに深い意味があり、「下手になる」または「以前は得意だったことが思うようにできなくなった」、「持っていた才能がなくなる」という意味が含まれています。
会話例:
Aさん:How are you doing?
Bさん:I used to make great artwork, but I seem to have lost my touch.
イディオムを覚えるコツ!
英語では、たくさんのイディオムが使われているため、覚えきれなくて諦めてしまう方も多いでしょう。覚えきれなくても、いくつか使い慣れておくと、よりネイティブに近い話し方ができます!そこで、多数のイディオムを覚えるコツを5つご紹介させていただきます!
① 意味を理解
まず最初に、当たり前のことですが、まずは覚えたいイディオムの意味をしっかり理解しましょう!
新しく学んだイディオムを意味と一緒にノートにメモしておきましょう。初めは、普段の生活と合いそうなフレーズを選ぶと自然に覚えることができると思います。
② 文章化する
次に、ノートに覚えたいイディオムを使った文章を書き出しましょう!ポイントは、イディオムだけ書き出すのではなく、自然に使えそうな文章を書くことです。例えば、“Hit the sack.” を覚えたいと思います。「ベッドに入る」または「寝にいく」という意味を持ちます。
意味を理解した上で、自分の日常生活に合わせた文章を作ってみると良いでしょう。お仕事で早起きをする場合、以下の文を作れます:
I have to wake up very early tomorrow, so I better hit the sack.
③ 声を出して言ってみる
続いてのコツは、覚えたいイディオムをノートに書き出した後、実際に声に出して言ってみましょう!
新しい単語やフレーズのインプットはもちろんですが、アウトプットもさらに大事になってきます。アウトプットとは、経験や学習などによって吸収した知識を頭で処理したあとに、行動や発言などに反映させることです。例えば、英会話ではリスニングやリーディングなどの学習がインプットにあたります。一方、インプットした情報を脳内で理解し、スピーキングやライティングなどの形で外に発信することがアウトプットにあたります。
アウトプットをして自分から情報を発信したり、表現したりするためには、インプットによる知識の積み重ねが大切です。単語や文法、フレーズなどの知識を身に付けることで、意味を理解しながら自分の言葉にして書いたり、話したりできるようになるでしょう。
④ 会話中に使ってみる
続いて、何回か声を出したら実際に会話中に使ってみましょう!時と場合によって、使うチャンスを見逃してしまうこともあるので、「今週は絶対にこのイディオムを使ってみる!」という意識を持って臨んでみると良いでしょう。
また、毎朝見えるとこにノートやメモなどを置いておくと、ある程度脳に染み込ませる効果もあると思います!
⑤ 他人・英会話教師と確認する
最後に、覚えたいイディオムを他人や英会話教師に確認をお願いしましょう!意味を理解したい時、文章化したい時、アウトプットしたい時などに確認をお願いすると良いでしょう。
また、実際にネイティブスピーカーが話しているところを聞くと、リスニング力にも効果的なので、インプットもアウトプットの両方ができる英会話をおすすめします。子どもは吸収力のあるうちに英語を耳にしていると、英語独特のリズムや発音に慣れたり英単語・文章の知識を身に付けたりできます。
まとめ
今回は、イディオムのご紹介、覚え方のコツなどについてご紹介しました。吸収力のある子どものうちに英語を耳にしていると、自然にネイティブに近い英会話力を身に付けたりできます。まず、本記事にご紹介したイディオムを覚えて見てはいかがでしょうか?😊
また、上手に英会話をアウトプットする1つの方法としては、オンライン英会話を利用することです!子ども向けのオンライン英会話GLOBAL CROWNでは、子どもと相性の良い先生をマッチングしてくれるため楽しく英会話を習得できます。飽きずに楽しく続けられるようにカリキュラムやレッスンの流れが工夫されており、普段からの英会話学習を通して、英語力を効果的に上達できるでしょう。新しく覚えたイディオムをアウトプットするチャンスにもなります!
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