「うだるような暑さ」「真夏日」など暑さの度合いを伝える英語表現!

暑い夏、思わず「暑いね」という言葉を発してしまうという方は多いのではないでしょうか。「蒸し暑い」や「焼けるように暑い」など、「暑さ」の度合いや種類を表現する方法はいくつかありますが、英語でもそれは同様です。今回はそんな「暑い」時に表現する様々な英語フレーズをご紹介します!

 

「暑い」の度合いや種類を表す色々な英語表現10選

「暑い」と言いたい時、「すごく暑い」や「焼けるような暑さ」など、暑さの度合いや種類を表現することは多いと思います。まずはそんな暑いときの自分の気持ちを正確に表すための英語表現をご紹介したいと思います。

暑い:hot

It’s hot today, isn’t it?
(今日は暑いね。)

まずは基本の表現から。「暑い」を表す単語で最もオーソドックスなのは「hot」という単語です。「hot」自体は、「暑い」以外に「辛い」や「熱い」「流行の」「かっこいい」「欲情して」などの意味があります。間違っても「I’m hot.」といってはいけません。「私イケてる」という意味になってしまいます。「暑い」などの気温や天気に関する事を言いたいときは「It is」を主語にしましょう。

また例文のように「isn’t it?」と語尾につけると「〜だよね?」と語りかける表現になります。

とても暑い:very hot

It’s very hot outside.
(外はとても暑い。)

とても暑いと言いたい時は、「very」を「hot」の前につけるといいでしょう。その他にも「so  hot(とても暑い)」や「too hot(暑すぎる)」などといった表現がありますよ。

boiling:煮えたぎるように暑い

Can I open the window? It’s boiling in here.
(窓を開けていい?ここは猛烈に暑いわ。)

「boil」は「沸騰する」という意味の動詞ですが、「boiling」で「煮えたぎるような」「猛烈にあつい」という形容詞になります。「It’s boiling」だけでも暑いことを表現できますし、「It’s boiling hot.(猛烈に暑い)」のように「hot」と合わせて表現することもあります。「boiling hot」は食べ物などが「熱々」のときにも使える表現ですよ。

scorching:焼け付きそうな

Hot isn’t the word for it. It is scorching.
(暑いなんてもんじゃない。焦げ付きそうだ。)

「scorch」は「何かの表面を焼く、焦がす」という意味です。「焼けるように暑い」「焼け付く暑さ」という時に使います。例文のように「It’s scorching.」で「焼け付きそうにあつい」という表現もできますし、「It’s scorching hot.(焼け付きそうに暑い)」と表現することもあります。

blistering heat:酷暑

We’ve had blistering heat this week.
(今週は酷暑でした。)

「blister」は「水ぶくれ」という意味があり、そこから「blistering」は「水ぶくれができるくらい(暑い)」「猛烈に(暑い)」という表現として使われます。ただし「blistering cold(ひどく寒い)」というように色々な場面で痛烈な様子を表したい場合に使われますので、「暑い」ことを表したい場合には、「blistering hot(猛烈に暑い)」や「blistering heat(酷暑)」と表現すると間違いないでしょう。

sweltering:うだるように暑い

What a sweltering hot day!
(なんてうだるような暑い日なんだ!)

「swelter」は「もともと暑さでぐったりして死ぬ」という言葉が語源になっていて、「汗だくになる」「暑さでまいる」という意味の言葉です。そこから「sweltering」は蒸し暑さなどで「うだるような暑さ」を感じる時によく使われます。「sweltering hot(うだるように暑い)」や「sweltering heat(うだるような暑さ)」、「sweltering weather(うだるような天気)」などのように使います。

sizzling:ジリジリ焼けるような

The sun is sizzling hot.
(太陽がジリジリと暑い。)

「sizzle」は肉を焼く時の「ジュージュー」という音のことです。料理の分野でも「ジュージューと焼ける音がしてきた」という際や、食欲を感じる音としてよく使いますが、暑さを表す際には「ジリジリと自分が焼けてしまいそうなほど暑い」という意味で使います。

baking hot:焼け付くように暑い

Outside is already baking hot although it’s seven in the morning.
(朝の7時だというのに外はすでに焼け付くように暑い。)

「bake」は「焼く」という意味。そこから「baking」は「焼け付くような」という意味で使われます。「baking hot(焼け付くような暑さ)」や「baking heat(灼熱)」 といった形で使います。

stifling heat:息が詰まるような暑さ

The room was stifling hot.
(その部屋は息が詰まるような暑さだった。)

「stifle」は「窒息させる」「息苦しくさせる」という意味。そこから「stifling」は「息が詰まるような」「息苦しい」という意味になります。「stifling」は暑さに関係なく「息が詰まるような」という意味で使うので、「暑くて息が詰まる」と言いたいときには「stifling hot」と表現すると正確です。

burning hot:焼けるように暑い

It was burning hot in the desert.
(砂漠では灼熱で焼けるように暑かった。)

「burn」は「焼ける」「燃える」という意味。そこから形容詞の「burning」は「燃えている」という意味になります。「burning hot」は「焼かれて燃えるようにあつい」という様子を表す時に使われる表現です。

 

「暑い日」によく使われる「暑い」以外の表現

「暑い」だけでは暑さの不快感を表現しきれないことってありますよね。例えば「蒸し暑い」や「ベタベタする」という言葉で不快感を表現することもあると思います。次にそんな「暑い」以外の英語表現をご紹介したいと思います。

humid:蒸している

Japan is hot and humid in the summer.
(日本の夏は蒸し暑いです。)

「humid」は「蒸している」という意味。湿度が高くむしむししているという不快な気候を表現する言葉です。「hot and humid」とセットでよく使われ、「蒸し暑い」という意味になります。

sticky:べたべたする

I got sweaty and sticky.
(汗をかいてべたついた。)

汗をかくと肌が汗でべとつく様子を「sticky」という言葉で表現します。飴などがべとつく時にも「sticky(べとべとした)」は使われる言葉です。ちなみに例文の「sweaty」は「汗にまみれた」という意味で、この単語も暑さを表現する言葉ですよ。

muggy:蒸し暑い

The climate is generally hot and muggy in this country.
(この国の気候は一般に熱くてむしむししている。)

「muggy」は「ムッとする」「蒸し暑い」という意味です。「humid」よりもさらに「不快な湿気が多くて暑い」様子を表す表現です。「muggy weather」であれば「蒸し暑い天気」と表現できますよ。

 

「猛暑日」「夏日」などニュースでよく耳にする英語表現

「暑い」といえば、ここ数年は春のうちから「真夏日」という言葉を耳にしたり、「猛暑日が続いている」という表現を天気予報やニュースで聞くことが多くなりました。最後にそんな天気予報でよく耳にする「暑さ」に関連した英語表現をご紹介しましょう。

summer day:25度以上の夏日

It became a summer day from this afternoon.
(午後から夏日になった。)

最高気温が25度以上の日のことを指す「夏日」は「summer day」と表現します。「summer day」は単に「夏の日」という意味で使われることも多いので天気予報などで耳にすることがあれば注意して聞いてみましょう。

hot summer day:30度以上の真夏日

It looks like tomorrow will be a hot summer day.
(明日は真夏日になりそうですって。)

最高気温が30度以上の日のことを指す「真夏日」は「hot summer day」と表現します。例文の「It looks like」は「〜ようだ」という意味のフレーズでよく使われますよ。

extremely hot day:猛暑日

It was an extremely hot day with temperatures in the high thirties.
(40度近い気温の猛暑日だった。)

最高気温が35度以上の日のことを指す「猛暑日」は「extremely hot day」と表現します。「extremely」は「極めて」「非常に」という意味。なお、例文の「temperature」は「気温」、「high thirties」は「30度後半」という意味で、ここでは「40度近い気温」と訳しています。

heat wave:熱波

He lost his appetite due to the heat wave.
(彼は連日の猛暑で食欲をなくしていた。)

一般に35度以上の高い気温が数日続く事を言う「熱波」は「heat wave」と表現します。「heat」は「熱」、「wave」は「波」という意味ですので、そのまま覚えるといいでしょう。また「連日の暑さ」という意味で、「heat wave」を「酷暑」や「猛暑」と訳すこともしばしばありますよ。なお「appetite」は「食欲」という意味。

deadly heat:命にかかわる暑さ

A deadly heat wave hits the area.
(命に関わる猛暑がこの地域を襲った。)

「deadly heat(致命的な暑さ)」は死に至る危険な暑さを表現する時に使います。似た言葉で「life-threatening heat(命を脅かす暑さ)」という言葉もあります。「threaten」は「脅かす」という意味なので「life-threatening」で「命を脅かす」となります。

 

暑いときの英語表現がわかったら

1年の中で「暑い」とつい口からでることが本当に多くなってしまいました。そんなつい口から出る表現を、どんなふうに暑いのか、正確に表現できると、表現が豊かになりますよね。

実用的な英語表現を身につけたいと思ったら、GROBAL CROWNがおすすめ。まずは無料体験レッスンから始めてみましょう!🌸

子ども向けオンライン英会話GLOBAL CROWNの特徴

ただいまGLOBAL CROWNでは無料体験レッスン(2回)を行っています!お気軽にご参加くださいませ✨

子どものためのオンライン英会話GLOBAL CROWNの無料体験レッスンの詳細はこちら>>

また、公式SNSでもレッスンの風景や英語にまつわる豆知識など、たくさんの情報を配信しています。

キャンペーン情報もございますので、ぜひチェックしてみてください!

公式 Instagram

公式 Facebook

The following two tabs change content below.
株式会社ハグカムは<子どもの「夢中の力」を信じる>を理念に、オンライン英会話「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」運営しています。できなかったことが「できた!」、分からなかったことが「分かった!」という経験を積んでいけるような学びの機会を提供したいと考えています。

おすすめ記事