みなさん、こんにちは。みなさんに馴染みのある英語はアメリカ英語ですか?イギリス英語ですか?
洋画や海外ドラマをよく見る方だと、アメリカ英語が馴染み深いかもしれません。
中には、イギリス人の俳優さんも演技でアメリカ英語を話しているケースも多いんですよ♪
また、イギリス英語はハリーポッターやイギリス王室で話されているような洗練されたイメージがあるかもしれません。
そこで今回は、イギリス英語とアメリカ英語の違い、そして各国のアクセントとスラングをご紹介したいと思います。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
イギリス英語とアメリカ英語は、発音・スペルなど違いがあります。このような違いができた背景には、アメリカはイギリスから独立後、独立の象徴としてイギリス英語との違いを際立たせるために、独自に英語の辞書を作成しました。つまり、どちらの英語も元々は古いイギリス英語でしたが、それぞれ独自の英語を発展させた結果、現在のような違いが生まれたといわれています。
発音の違い
・「r」の発音
アメリカ英語→舌を巻くように「r」をはっきり発音する
例:water(wɔːtər)、car(kɑ:r)、here(hiər)、guitar(gitaːr)
イギリス英語→母音の前にある「r」以外は発音しない
例:water(wɔːtə)、car(kɑ:)、here(hiə)、guitar(gitaː)
・「can’t」の発音
アメリカ英語→キャーントゥ
イギリス英語→カーントゥ
・「tomato」の発音
アメリカ英語→トメートー
イギリス英語→トマートー
日本語の発音「トマト」はイギリス英語の発音に近いですね♪
表現の違い
アメリカでよく使われる時間表現とイギリスで使う時間表現にも違いがあります。
例えば10時30分という時刻を英語で表現したい場合、
アメリカ英語→「ten thirty」
イギリス英語→「half past ten」
と言います。イギリス英語では30分を半分という意味がある「half」で表現します。
また、8時15分を英語で表現した場合は、
アメリカ英語→「eight fifteen」
イギリス英語→「quarter past eight」
「quarter」は4分の1という意味があり、15分は1時間の4分の1であることから、15分を表したい時は「quarter」を使います。
スペルの違い
日本における英語教育ではアメリカ英語のスペルを習うことがほとんどです。しかし、イギリス英語はまだ多くの地域で使われており、このようなスペルの違いも目にすることがあると思うので、この機会にぜひ学んでみましょう!
・アメリカ式「~er」とイギリス式「~re」
例1:アメリカ式→「theater」
イギリス式→「theatre」
例2:アメリカ式→「meter」
イギリス式→「metre」
・アメリカ式「~or」とイギリス式「~our」
例1:アメリカ式→「color」
イギリス式→「colour」
例2:アメリカ式→「neighbor」
イギリス式→「neighbour」
・アメリカ式「~ize」とイギリス式「~ise」
例1:アメリカ式→「organize」
イギリス式→「organise」
例2:アメリカ式→「realize」
イギリス式→「realise」
その他の国のアクセントとスラング
次にアメリカ、イギリス以外の国のアクセントやスラングについて紹介していきます。
日本ではアメリカ英語のほうが親しみがある方のほうが多いかもしれませんが、実はイギリスの植民地時代の影響からイギリス英語がベースになっている地域もたくさんあるんですよ♪
そして、アメリカやイギリスにも地域によってアクセントの差があったりと地域によって個性があり、日本の方言のように捉えることが出来ます♪
オーストラリアのアクセントとスラング
イギリスの植民地だったオーストラリアは、イギリス英語の影響を大きく受けていてたくさんの共通点があります。そこで今回はオーストラリア独自の発音やスラングについて紹介します。
・発音「i」→「oi」
オーストラリア英語ではアメリカ英語では「i」の発音が「oi」になります。
例1;like→ラォイク
例2:nice→ナォイス
例3:right→ラォイト
・発音「a」→「ai」
例1;today→トゥダイ
例2:say→サイ
例3:face→ファイス
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