幼児期の子どもへの英語の教え方で「小1の壁」を越える

道にいる女の子

働くママにとって子どもが保育園から小学校に上がるタイミングで直面するのが「小1の壁」。
保育園では、延長保育があり、遅い時間まで子どもを預かってもらえていたのに、小学校に入ると子供たちの生活は大きく変化します。
学童保育は保育園より早い時間で終わってしまうところも多かったり(18時前後)、
日々の宿題のケア、夏休みなどの長期のお休みの対応、とママは大変なことも多いのです。

そして、学童に行かせている子は習い事をどうするか、などの問題も出てきますよね。

実は英語教育においても、小学校の英語の授業が始まる前までに習得しておくべきことがあるのです。
これができないと小学校の英語の授業でついていけなくなるかも・・・!?

 

小学校から英語の授業が始まり、成績もつく

現在の小学校の授業には「外国語活動」が必須になっていますが、これは英語に親しむ程度の時間です。
ですが、2020年の教育改革後からは、英語は必修科目になり、小学5年生からは成績もつくようになるのをご存知ですか?

さらに、小学校の授業は「聞く・話す」の音声中心。ネイティブやバイリンガルの先生が挨拶や自己紹介などを英語で話すような授業が行われます。
子どもたちにとって、急に知らない言語で話しかけられると英語嫌いの原因に・・・。

そうならないように、小学校入学前や家庭内での学習はとても大事になります。では、幼稚園、保育園のうちに何ができるようになるべきなのでしょうか?

 

英語教育の「小1の壁」を超えるためにやるべき3つ

子どもが英語新聞をみる

<1>英語に好奇心を持たせる、好きにさせる

英語に対する好奇心がないとそもそも語学の習得は難しいです。
絵本やDVDやテレビ、最近はYouTubeにも英語の歌などがたくさんあります。お母さんと一緒に読んだり見たり歌ったりすることで子どもは英語に対して興味を持つようになります。

「親が好きなことは子どもも好きになる」ということを意識して、英語に対する好奇心を養ってあげてください。

 

<2>好きなものを英単語で言えるようになる

数字、色、果物、野菜、食べ物、乗り物、天気・・・など、子ども自信が好きなものや興味があるものが望ましいです。
<1>の好奇心と同様に、興味がないものを一生懸命教えても習得はしにくいからです。

絵本や教材などを使ってまずは英単語学習を始めましょう。
ここで「お母さんに教えて!」と聞くなどして、“子どもを先生にする”のも効果的です。
自信をつけることで子どもの英語に対する好奇心が強くなり、習得が容易になります。

 

<3>簡単な挨拶が言える、答えられるようになる

英単語が言えるようになったら次は挨拶です。
英語は言語であり、コミュニケーションツールなので単語ばかり知っていても使う機会がなく忘れて知ってしまいます。

初めまして、自分の名前、自分の年齢、元気ですか?程度で十分です。
さらに、英語で聞かれたら英語で答えられるようになるとさらによいでしょう。

ここまでが小学校入学前までにできると英語の授業を楽しむことができます。

 

このように、母国語(=日本語)の習得と同じようにまずは「聞く・話す」を重点的にやることが大事です。
さらに、小学校では基本的なフレーズを使って会話ができる。中学校で道案内レベルの会話力や読み書き。高校でディベートなどの高度なスキルを習得していけば、将来困ることはないでしょう。
ステップを踏みながら、早い時期で少しずつ子どもの英語学習を支援してあげれば、小学校に入って困りません!ぜひ早めに親子で一緒に楽しみながら英語学習を進めてみてくださいね。

 


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