英語を勉強しているなら、いつかはネイティブ発音で話せるようになりたいですよね。
ネイティブと間違われるくらい正確なトーンやリズム、発音で話せるようになるには、何をすればいいでしょうか?
それには正しい練習が必要です。
今回は発音を改善する3つのコツをご紹介いたします。
なぜ発音を改善するといいのか
相手に自分の発言を正しく理解してもらうには、母国語のアクセントをあらため、ネイティブのような発音で話すことが必要です。
言語の目的はコミュニケーションです。
ネイティブのようにスムーズに会話ができると、聞き手は言葉の意味を理解するのに苦労することが減り、会話がより弾むようになります。
正しいアクセントを身につけ、相手に正確に発言を理解してもらえるようになるには、ネイティブの話し方を勉強する必要があります。
さっそく、発音を改善するためにどんな練習ができるか見ていきましょう。
1. とにかく、たくさん聞く
アクセントを改善するために、もっとも重要なスキルはリスニングです。
耳を研ぎ澄ませて聞くことで、音の違いがわかるようになり、その言語に耳が馴染んでいきます。
もちろん、外国語のリスニングを伸ばすために一番理想的なのは、その言語が常に周りで飛び交っていて、かつ、母国語との接触が少ない環境に身を置くことです。
このような環境では外国語が部分的にしか理解できないときにも、母国語をフォローとして使うことができないため、自然とリスニングが強化されます。
現実的には誰もが海外に住んで、目的の言語が話されている環境に身を置くことができるわけではないですよね。
ですが、今はユーチューブやポッドキャスト、インターネットラジオが充実しています。
英語に囲まれた環境を簡単につくることができるので、毎日英語に触れることも難しくないはずです。
BGMとして英語を聞き流す習慣をつけましょう。
自分でも気がつかないうちに、だんだんと耳が英語に慣れていきます。
2. 口と舌に正しい動きを覚えさせる
英語の音を聞き分けられるようになったら、今度は音声記号を学んでみましょう。
そんなときには、音声記号アプリが便利です!
それぞれのアルファベットの音を、ネイティブの口と唇の動きを確認しながら学ぶことができます。
音を聞くことができるだけでなく、その音がどのような口の動きからつくられるのか、目で確認できる点が優れています。
耳と目の両方を使うことが正しいアクセントを身につけるためには重要です。
アプリで学んだアルファベットの音を、鏡の前で口の動きを確認しながら練習してみることもおすすめです。
自分の口や唇はアプリで見たように動いていますか?
英語の口の動きは、日本語の口の動きとどう違いますか?
これらを意識することで、日本語と英語のアクセントの違いを把握できるようになり、新しく学ぶ英語のアクセントをより容易に自分のものにすることができるようになります。
3. 発音をチェックする
基本的な口と唇の動きをマスターしたら、次は発音全体にフォーカスしてみましょう。
発音記号を用いて学んだ英語の個々の音をつなげてみましょう。
はっきりクリアに発音すること、声のトーンを意識してみてください。
また、母音を正確に発音することもネイティブ発音の鍵です!
ほとんどの子音は様々な言語で共通していますが、母音は少し厄介です。
正しい母音の発音を練習することで、アクセントを大幅に改善することができます。
英語と日本語の母音の音を聞き比べてみましょう。
母音の音の違いが聞き分けられますか?
日本語の母音は5つしかありませんが、アメリカ英語の母音は15もあります。
一見ただの遊びに思えるかもしれませんが、早口言葉はアクセントの改善に大きな効果があります。
早口言葉では、文中の複数の単語に共通して含まれる特定の音がフォーカスされるからです。
例えば、英語の早口言葉にはこんなものがあります。
声に出して読んでみましょう。
How much wood would a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?
He would chuck, he would, as much as he could, and chuck as much wood
As a woodchuck would if a woodchuck could chuck wood
早口言葉は日本語でもスムーズに言うのが難しいですよね。
英語の早口言葉の練習をとおして、難しい発音に慣れることができます。
音読をしながら、自分の声を録音してみるのもいいでしょう。
自らの成長を実感することができます。
この練習法は一石二鳥で、スピーキングとリスニングの両方を練習することができます。
自分のレベルに合う英語の本を探してみましょう。
オーディオブックを活用して、自分の声とオーディオの声を聴き比べるのも効果的です。
言語はコミュニケーションをより効果的にとる手段です。
母国語なまりが少ないほど、より相手にとって聞き取りやすい話し方になります。
また、ネイティブに近い話し方であるほど、流暢で自信があるように見え、人との交流がスムーズになります。
ネイティブ発音に近づけるよう、できることから始めてみましょう。
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