モジュール学習は小学校の英語教育にも!メリット・デメリットや自宅で取り入れる方法は?
効率的な英語の学習方法として、モジュール学習が注目されています。子どもの英語教育の場でも、モジュール学習を取り入れることで集中力を切らさずに、英語をしっかり定着させることが可能です。
本記事ではモジュール学習とはどんな方法なのか、英語教育に活用する目的や、学習への取り入れ方を解説しています。モジュール学習を導入することのメリットやデメリットについても紹介しているため、お子様の英語学習方法に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
英語教育に活用されるモジュール学習とは?
まずはモジュール学習とはどんな意味なのか、英語学習に活用する目的、そして英語学習への取り入れ方を解説します。
モジュール学習の意味
モジュール(module)には、「部品」や「構成要素」という意味があります。モジュール学習とは部品のように、通常45分間の授業を3つの構成要素に細かく分ける学習方法です。例えば文法を15分、読解を15分、リスニングを15分学習することで、一回分の授業を受けたとみなします。
45分間というまとまった時間は確保しづらくても、15分程度の時間であれば比較的簡単に捻出できるため、朝学習の時間や昼休み後にモジュール学習を設定することが一般的です。時間割表を見ると、まるで帯のように横一列に並んでいるため、帯時間と呼ばれることもあります。
英語教育にモジュール学習を活用する目的
英語の習得には2,000時間もの学習が必要といわれています。これだけの学習時間をとるには、長期的・継続的な学習が欠かせません。英語に慣れるための時間を確保するために、モジュール学習が英語教育に取り入れられています。
また言語学習においては学習内容を一度で頭に詰め込もうとするのではなく、細かく少しずつ時間を区切って学習することで効果的に脳に定着するといわれています。合計では同じだけの時間を学習に当てるとしても、モジュール学習によって学習する方が、効率がいいのです。
英語教育にモジュール学習を導入することで、毎日少しずつ英語に触れられ、長期的に見れば十分な学習時間がとれるでしょう。モジュール学習によって繰り返し復習をすることで、英語が長期記憶としてしっかり定着します。
どのように英語教育にモジュール学習を取り入れる?
すでにモジュール学習を英語教育に取り入れている小学校も少なくありません。英語教育強化地域拠点事業として文部科学省から指定された学校を含め、モジュール学習を導入して先進的に英語教育に取り組む学校が増加しています。
取り入れ方の一つの例は、通常の英語の授業がある曜日以外に、週3〜4回ほどのモジュール学習を組み込むことです。短時間でも毎日英語に触れることで、次第に英語学習のスイッチが入りやすくなります。
モジュール学習が適している内容は、英単語や文法といった繰り返しの反復学習が必要な分野です。反対に英語読解などでは、まとまった時間が必要となるため、モジュール学習は向いていないといえるかもしれません。
英語教育にモジュール学習を取り入れるメリットは?
モジュール学習を英語教育に取り入れることによって主に2つのメリットがあります。本章ではモジュール学習のメリットとして、集中しやすい、苦手意識が緩和されるという2つの点を紹介します。
集中して学習に取り組める
英語学習では文法や語彙、発音やイントネーションなど、多くの内容が複雑に関わり合っています。一度に全てを頭に入れようとすると混乱しやすく、なかなか学習が進みません。
モジュール学習によってこれらの項目を細分化すれば、内容が簡潔になり、学習のゴールもわかりやすくなります。目標を小刻みに設定することで、子どもにとってもやるべきことが明白になり、集中して取り組めるでしょう。
また項目を細かく分けて学習することは、教師にとってもメリットがあるのです。例えば子どもがどの内容でつまずいているのか、苦手な部分を見つけやすくなります。弱点をピンポイントで効率的に克服できれば、英語学習はより効率的に進みます。
英語に対して苦手意識を持ちにくい
モジュール学習による英語教育では、子どもが英語に対して苦手意識を持ちにくいということもメリットの一つです。英語にあまり慣れないうちから、45分といった比較的長い時間の授業を行うと、子どもの集中が切れやすくなります。15分程度の短時間学習であれば、新鮮味を持って学習に取り組めるため、飽きずに学習できるでしょう。
何度も繰り返して学習する方法は「スパイラルメソッド」と呼ばれ、英語の習得に適した学習スタイルです。言語の学習においては、通過方式ではなくスパイラルメソッドが向いています。
通過方式とは一度学んだ内容については完了とし、次々に新しい単元に進んでいくような学習方法をいいます。反対にスパイラルメソッドでは、一度習ったことでも何度も繰り返し復習します。実用的な英語を身につけるには、この反復が欠かせません。モジュール学習はこのスパイラルメソッドとも相性が良い学習方法です。
英語教育にモジュール学習を取り入れるデメリットは?
多くのメリットがあり、英語学習に適したモジュール学習ですが、その反面取り入れることのデメリットもあります。本章では、他の教科への影響と自宅学習の難しさという2点を紹介します。
他の教科の定着時間が減る
モジュール学習は英語教育以外でも有効な学習方法として多くの教育機関で採用されているため、すでに算数や国語など他の教科でモジュール学習を取り入れている学校も少なくありません。
前述のとおりモジュール学習は、朝学習や昼休み後などに設定されることの多い方法です。枠の数は限られているため、追加で英語教育でもモジュール学習を行うとなると、他の教科の定着時間が減ってしまうことはデメリットの一つといえます。
自宅で行うことが難しい
モジュール学習は集中して学習できるため、自宅でも取り入れたいと考える保護者も少なくありませんが、自宅で行うとなると難しい側面もあります。決まった時間が設定され、チャイムが鳴ることでメリハリがつけやすい学校とは異なり、自宅では子どものセルフマネジメントが必要です。
自宅でモジュール学習をする場合は、教材を自分で用意し、15分でどこまで進めるかのゴールを設定しなくてはなりません。また、その他に長期的な目標も決めておく必要があります。
自宅学習で難しいのは、毎日決まった時間に継続して学習を続けることです。個人で学習を続けるにはモチベーションを保ち続ける工夫が欠かせません。
オンライン英会話GLOBAL CROWNがおすすめの理由
前述したように、自宅でモジュール学習を取り入れるのは難しいですが、GLOBAL CROWNの授業を活用すれば効果的に学習できます。
オンライン英会話GLOBAL CROWNは、レッスンでモジュール学習を取り入れています。子どもたちの集中力が切れにくい工夫がされており、時間固定でレッスンを受けられ、自習のための教材が充実しています。
20分レッスンで集中力を切らさない
オンライン英会話GLOBAL CROWNでは、一回の授業が20分に設定されています。子どもたちの集中力が続くのが、一般的には15分程度とされているためです。無理なく意欲的に学習できる時間として、比較的短時間のレッスンを行うシステムです。
小学校入学前の子どもなら、GLOBAL CROWNのレッスンを受講することで入学後に必要となる集中力を養うことができます。GLOBAL CROWNでは子どもの興味を引き出すカリキュラムが用意されており、工夫の一つは楽しく学べるゲーミフィケーションです。
ゲーミフィケーションとは日本語にすると「ゲーム化」という意味で、学習にゲーム要素を取り入れることを指します。レッスンを進めることでバッジがもらえるなど、学習の進捗が目に見えるシステムを取り入れているため、子どもは達成感を味わいながら、集中力を切らさない感覚を身につけることができるのです。
時間固定レッスンで続けられる
オンライン英会話GLOBAL CROWNの特徴の一つは、時間固定でレッスンを続けられることです。好きな時間にいつでもレッスンが受けられると、便利で続けられそうに思えますが、実は継続が難しくなります。メリハリが付きづらく、だんだんレッスンの時間を遅らせてしまったり、サボりやすくなってしまったりするからです。
生活リズムに合わせてレッスンの時間を固定しておけば、受講が毎日の習慣の一つになります。例えばごはん前の隙間時間を英語学習に当て、デイリールーティンにすることも可能です。習慣化したことは無理なく続けられるため、ストレスなく英語を上達させられるでしょう。
また、もしレッスンの日に予定が入ってしまった場合でも、日にちを振り替えることが可能なので安心です。レッスンスケジュールは1カ月ごとに更新されるため、学校や他の習い事に合わせて変更することもできます。
AIを用いた自習教材が充実
自習教材が充実していることもオンライン英会話GLOBAL CROWNの魅力です。レッスン以外の時間でもアプリ教材を用いれば自習ができます。他にもAIを用いた単語やフレーズの発音チェック、スペルチェック、ライティングチェックなども用意されています。
発音や作文といったアウトプットを必要とする英語学習は、なかなか独学では難しいものです。AIによる教材なら時間や場所に関係なく、子どもに合った形で学習を進められます。
また、自習教材を活用できるため意欲があればどんどん英語学習が進むでしょう。隙間時間を無駄なく学習に当てることで、まとまった時間がとれない場合でも安定して英語を上達させられます。
英語教育のモジュール学習にオンライン英会話を活用しよう
モジュール学習は効果的な学習方法であり、繰り返しを必要とする英語教育に適しています。英語の習得には長期的な学習が欠かせないため、うまくモジュール学習を取り入れて継続することが大切です。
オンライン英会話GLOBAL CROWNでは3〜12歳を対象に楽しく続けられて、英語が好きになるレッスンを提供しています。英語と日本語がネイティブレベルのバイリンガル講師も在籍しているため、英語学習が初めてのお子様でも安心です。お子様の英語教育に興味のある方はぜひお試しください。
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